バーベナ・ミータンは、宿根バーベナの園芸品種である。
宿根草なので毎年楽しめる。
赤と白のストライプが特徴的な品種である。
開花時期は、4~10月と長く楽しめる。
だれが命名したか定かでないが、ミータンとは、花にも勝る可愛い名前である。
クマツヅラ属は、おもに南北アメリカの熱帯から亜熱帯に産するが、
一部はヨーロッパ、アジアにも分布し、
日本にもクマツヅラ1種が自生している。約200種を含む。
一年草または多年草で、一部は基部が木質化する亜低木である。
園芸的に利用されるのは15~16種で多年草が多い。
ふつうは有毛で、茎はしばしば4稜形となり、直立するかほふくする。
葉は対生し、まれに輪生または互生し、葉縁には歯牙があり、
ときに分裂または全裂し、まれに全縁となる。
花はふつう頂生まれに腋生し、穂状花序を単立させるが、
ときに散房状あるいは広円錐状に穂状花序を集める。
ふつう苞があり、萼は5個の歯牙と隆条をもつ。
花冠は高盆状または漏斗状で5裂するがわずかに2唇状となる。
雄しべは4個でまれに2個で、果実は乾果で宿存萼に包まれ、
成熟すると4個の小堅果となる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
三・四枚目(左上・左)は、青紫と白のストライプの品種である。
本種が、ピータンの色違いなのか、別の園芸品種なのかは不明である。
本属の仲間は、
バーベナ 、
バーベナ・テヌイセクタ 、
タピアン 、
ハナテマリ 、
アレチハナガサ 、
ヤナギハナガサ
などを掲載している。