ワルナスビ(悪茄子)
ナ ス
ソラヌム( ナ ス )
Solanum carolinense
ソラヌム・カロリネンセ
Horse nettle
北アメリカ原産
多年草
ナ ス
ソラヌム( ナ ス )
Solanum carolinense
ソラヌム・カロリネンセ
Horse nettle
北アメリカ原産
多年草
ワルナスビは、北アメリカ原産の多年草である。 本種は、ナスに似ているが葉や茎に刺が有るのが特徴である。
ナス属は、世界の熱帯から温帯にかけて広く分布し、
1700種ほどが知られ、とくに南アメリカに多い。
草本または低木、ときに小高木となり、茎はふつう直立するが、
蔓状になることもある。ときに刺があり、しばしば星状毛が生える。
葉は互生し、多くは単葉で全縁または鋸歯縁で、
ときに羽状に深裂し、または複葉となる。
花は単生、束生、あるいは集散花序、散房状花序をなし、
葉腋(まれに茎頂)、茎の途中、または葉と対生するようにつく。
萼はふつう広鐘形で4~10裂し、多くは5裂する。
花冠は車形または鐘形で、花筒は短く先は5裂し、
裂片は蕾のときは扇だたみ状にたたまる。
雄しべはふつう5個で、花冠裂片と互生して花筒につき、
花糸は太くて短い。
葯は2室で花柱を取り巻いて互いに接し、ふつう孔裂開する。
子房は2室でまれに3~4室になり、花柱は糸状である。