オキザリス(酢漿草)
カタバミ
オクサリス(カタバミ)
Oxalis spp.
オクサリス(属の総称)
Lady's sorrel , Wood sorrel
全世界に分布、中央・南アメリカ、
南アフリカに多く自生
一年草あるいは多年草
カタバミ
オクサリス(カタバミ)
Oxalis spp.
オクサリス(属の総称)
Lady's sorrel , Wood sorrel
全世界に分布、中央・南アメリカ、
南アフリカに多く自生
一年草あるいは多年草
オクサリス属は、一年草あるいは多年草で、しばしば鱗茎、
塊根、根茎などの球根をもち、まれに亜低木または低木になる。
全体で約800種あり、全世界に分布しているが、
とくに中央および南アメリカ、南アフリカなどに多く自生している。
日本にも、
カタバミ 、
ミヤマカタバミ、
コミヤマカタバミなど5種の自生種がある。
園芸植物として栽培されているものは、球根および温室植物に区分される。
掌状葉あるいは3~多数の小葉をつけるのがふつうで、
小葉は夜間あるいは低温時に閉じ、下に垂れる。
花は雄しべ先熟で光が弱いと閉じ、強い光のもとで開く。
集散花序または散形花序をつくり、花弁、萼片とも5個で、
基部で合着している。
雄しべは10個で二重につき、内側のものは短い。
日本には数種が帰化植物になっているが、
ムラサキカタバミは特に駆除しにくい雑草としてはびこっている。
オオキバナカタバミも日本の南部で雑草化していることがある。
属名は、ギリシャ語の oxys
(酸っぱいの意)に由来し、本属の植物が葉にシュウ酸を含んでいて、
酸味があることによる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、
カタバミ 、
ハナカタバミ 、
オオキバナカタバミ 、
サンカクバカタバミ 、
ムラサキカタバミ 、
ミヤマカタバミ 、
シボリオキザリス 、
オキザリス・ディペイ 、
オキザリス・パルマ 、
オキザリス・プルプレア
などを掲載している。