NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名
園芸(流通)名タイタンビカス
別名
科アオイ
属(和名属)ヒビスクス(フヨウ)
学名Hibiscus × Taitanbicus
ラテン語読みヒビスクス・タイタンビカス(交配)
英名(Unknown)
原産・分布地交配種
園芸上分類多年草(宿根草)

 タイタンビカスは、アメリカフヨウとモミジアオイの交配、 選抜により誕生した生育旺盛で強健な宿根草である。
 三重県津市にある㈱赤塚植物園が開発した品種である。 草丈が約2~3メートルはどに成長する。
 開花時期は6月中下旬ごろより9月末まで、 一日花で毎日かわるがわる咲き続ける。

  画像(右上)は、みずがめ座さんが、 「タイタンビカス」のタイトルで、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 我が家の庭は今このタイタンピカスだけが咲いています。 ハイビスカスとモミジアオイの交配です。』

 みずがめ座さんのコメントでは、 ハイビスカスとモミジアオイの交配となっているが、 どうもハイビスカスではなくアメリカフヨウと
モミジアオイの交配種のようである。

 本属の仲間は、
本種の基本となった アメリカフヨウ 、ハワイの花 ハイビスカス 、その園芸品種の ハイビスカス・ファンタジー・チャーム 、
ハワイで育成された フウリンブッソウゲ 、本属の代表種の フヨウ 、フヨウの園芸種の スイフヨウ 、
学名と同じ名前の ハマボウ 、多くの園芸品種がある ムクゲ 、 NIO のトレードマークの モミジアオイ など、私の大好きな品種を多く記載している。

 フヨウ属は、世界各地の熱帯、亜熱帯を中心に、 温帯を含んで分布し、約250種がある。
 観賞用のほか、食用、繊維用などに約50種が栽培され、 形態も高木、低木および草本などさまざまである。
 葉は互生し、多くは掌状に分裂し鋸歯縁まれに全縁である。
 花は両性花で、葉腋に単生するが、ときに総状、 円錐あるいは散房花序をなす。
 花弁は白、桃、紅、黄色などがあり、花の下に小苞をもち、 その形態、苞片の数などは、分類学上重要な目安となる。
 萼は筒状、杯状で歯牙縁もしくは5深裂する。花弁は5枚である。 雄しべは多数で筒状に合着し、その中から花柱が突き出す。
 花柱は先が5枝に分かれ、先端が頭状となる。果実は蒴果で、 5室に分かれ開裂して種子を出す。
 種子は小形で有毛または無毛で心臓形、 三角形、球状などさまざまである。
 本属の園芸品種が多数作り出されたのは、ハワイにおいてで、 もっとも古い記録は、1902年にギフォード氏によって自生種同士の
交雑で4品種が作り出され、 次いで1909年以来濃業試験場で本格的な交配が行われるようになり、 ブッソウゲも導入されて交雑され、
5年間に1000にのぼる園芸品種が生まれた。その後は、 交配種同士の交雑が繰り返されて現在にいたっている。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

画像投稿日(投稿者):2016.08.07(みずがめ座さん)

2016.08.12 First making day [4t/41ta/204200]
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