ナノハナ(菜の花)、ナバナ(菜花)
アブラナ
ブラッシカ(アブラナ)
Brassica rapa var. amplexicaulis
ブラッシカ・ラパ(変種)アムプレクシカウリス
( Null )
ヨーロッパ原産
一年草又は二年草
ナノハナは変種で、基本種はアブラナであり、
アブラナはヨーロッパ原産の一年草又は二年草である。
ナノハナは、チリメンハクサイから分離されたといわれている。
蕾を摘んで野菜用にも用いられる。
草丈60~80㎝で、葉は楕円形で、緑色または黄緑色である。
花茎は太く先端に黄色の花を総状につける。
本種は、京都府伏見地区と神奈川県三浦地区で
特有な園芸品種が栽培されていた。
前者は京都伏見系といわれ、早生で葉色がやや淡い。
後者は三浦系といわれ、やや晩生で葉色は濃く、縮が強い。
しかし、最近では両者の交配により、
早生で草丈が高く縮の強い園芸品種が育成されている。
なお、切り花用としては分枝の少ない園芸品種が好ましいが、
野菜用としては順次蕾を摘むため分枝の多いことが望ましく、
それに適する園芸品種も育成されている。
三枚目(左)は、こまさんが、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 先日滝川の菜の花ウオーキングに行ってきました。
(札幌から高速で1時間の所)
雪の暑寒岳をバックに素敵な写真が撮れました。』
四枚目(左)は、 briboo さんが、
次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 今日、10月に彼岸花が咲いていた新美南吉記念館の
そばを通りました。菜の花がいっぱい咲いていましたよ。
強い風でみんな倒れ掛かっているのが残念でした。
今日は寒かったですね~ 』
五枚目(左)は、 briboo さんが、
次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 日曜日に矢勝川の辺に行ってきました。
菜の花がいっぱい咲いていました。
ホトケノザ もいっぱい咲いていました。
春は色々な花が咲いて嬉しいですね。』
この他に
タンポポ の画像も同時に送って
くれました。
六・七枚目(左・左下)は、野の調べさんが、「菜の花マーチ」
のタイトルで、次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 26日(土)鹿児島県指宿市で“いぶすき菜の花マーチ”
があり参加しました。今回は大河ドラマ“篤姫"放映を
記念して設定された“篤姫ゆかりの地めぐり15㎞”に
参加し南薩摩路を歩いてきました。本土最南端、
指宿路篤姫が幼少期を過ごされた指宿です。
初春の黄色い菜の花が咲き乱れ、春の息吹きを感じ
ながら歩きました。スタートはJR薩摩今泉駅からで
したが、そんなに寒くはなく、風もなくどんよりとした
曇り空で気持ちよく歩く事ができました。今回は体が
軽く、殆どが平坦部分でしたので足もよく動きました。
全国から参加されて途中から聞える方言は心地いい
ものでした。社会・自然に触れ五感を開き、歩く事で
見つける発見があります、こうして皆さんと歩く事を
通して繋がっているっていいなぁーと思いました。』
アブラナ属は、ほとんど一年草または二年草であるが、
ときに多年草や低木状となるものもある。
旧世界に約40種以上が原産するといわれるが、
重要な作物として古くから栽培されてきたために
原産地のはっきりしないものが多い。
茎は直立し、葉は互生する。葉縁には鋸歯があり、
下部の葉はさまざまな程度に羽裂するか頭大羽裂する。
花は頂生の総状花序につき、黄色、帯黄白色ときに白色である。
萼片は4個で、花弁は4枚が十字状に並び、基部は細長い爪となる。
雄しべは6個でうち2個は短い。
雄しべの基部にある蜜腺は3稜形で濃緑色である。
子房は下位で、花柱は1個である。果実は長角果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
本属の仲間は、
カリフラワー 、
ブロッコリ 、
ミズナ 、
ハボタン
を掲載しているが、ハボタン以外は食用に供する植物である。
本属の植物は、ほとんどが作物で、根、茎、葉、花、
種子を利用するために栽培されているが、なかでも重要なものは、
B. rapa
( B.ラパ : アブラナ、カブ、ハクサイなど )、
B. nigra
( B.ニグラ : クロガラシ )、
B. oleracea
( B.オレラケア : キャベツ、カリフラワー、ケールなど )、
B. juncea
( B.ユンケラ : カラシナ、ザーサイなど )、
B. napus
( B.ナプス : セイヨウアブラナなど )、
B. carinata
( B.カリナタ : アビシニアガラシ ) の6種である。
これらについては細胞遺伝学的な研究が進み、
後3種は前3種間の交雑により生じた植物であることが明らかにされている。