エゾムラサキツツジ(蝦夷紫躑躅)
ツツジ
ロドデンドロン(ツツジ)
Rhododendron dauricum
ロドデンドロン・ダウリクム
( Unknown )
常緑または半落葉低木
ツツジ
ロドデンドロン(ツツジ)
Rhododendron dauricum
ロドデンドロン・ダウリクム
( Unknown )
常緑または半落葉低木
中央アジア北部から内モンゴル、中国東北部、シベリア、朝鮮半島、北海道に分布
エゾムラサキツツジは、高さ2.4m以下の常緑または半落葉の低木である。
葉は長さ約3㎝、幅約1.5㎝の長楕円形で、表面にも腺状鱗片がある。
花冠は長さ約2㎝の広漏斗形で5裂し、紫紅色であるが白花もある。
1花序に1~3花つく。開花時期は2~4月である。
葉が無い状態での本種とミツバツツジとその仲間との区別が難しい。
ツツジ属は、常緑、半常緑、落葉性の低木または高木で、
約800種からなる。おもに北半球全域に分布し、一部が南半球にある。
北半球でも自生の中心は中国南西部からヒマラヤにかけてであるが、
日本、東南アジア、北アメリカにも多い。
葉は単生で短柄をもって互生し、全縁のものが多い。
花はふつう頂生し、散形状に集まって咲くが、ときに単生する。
萼は5裂するか5裂片からなり、小さいものが多い。
花冠は漏斗状、鐘状、筒状の合弁で、先端はふつう5裂するが、
7裂するものもあり、左右相称になる傾向が見られる。
雄しべは基本的に5または10個であるが、その数には変異が見られる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]