フウリンソウ(風鈴草)
キキョウ
カンパヌラ(ホタルブクロ)
Campanula medium
カンパヌラ・メディウム
Canterbury-bells
ヨーロッパ南部原産
二年草
キキョウ
カンパヌラ(ホタルブクロ)
Campanula medium
カンパヌラ・メディウム
Canterbury-bells
ヨーロッパ南部原産
二年草
本種は、有毛で茎は太く分枝しない。高さ60~100㎝で
ロゼット葉は広披針形で、茎葉は無柄でやや茎を抱く。
花は総状花序をなしてつき、斜め上向きないし横向きに咲く。
花冠は鐘状で長さ5㎝、裂片は丸みを帯びて短い。
花色は濃紫、藤、青、ピンク、白など変化に富んでいる。
開花時期は5~7月である。
日本へは、1870年ごろ入ってきた。
カンパヌラ属は、北半球の主として温帯から亜寒帯にかけて約250種が分布し、
とくに西アジアから地中海沿岸地方に多い。
多くは多年草であるが、一年草および二年草も少しある。
茎は直立性またはややつる状に伸び、しばしばほふく枝を出す。
多年草または二年草のものは、ふつうロゼット葉を形成し、
茎葉は互生する。葉の形は単純なものが多い。
花は茎頂または葉腋に1個つくが、総状、穂状あるいは円錐状の花序をなしてつく。
萼筒は子房と合着し、裂片は5個で裂片間に付属体がつくものとつかないものがある。
花冠は鐘形で先端は5裂し、多くは青色または白色である。
雄しべは5個あり、子房は3または5室で柱頭も3または5裂する。
ふつう雄ずい先熟性が見られる。蒴果を結び、多数の小さな種子を生じる。
蒴果は熟すと基部または側方に穴や透き間があいて、そこから種子をこぼす。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]
本属の仲間は、
ホタルブクロ 、
イシダテホタルブクロ 、
イワギキョウ 、
オトメギキョウ 、
モモバギキョウ 、
リンドウザキカンパヌラ 、
カンパニュラ・アルペンブルー
などを掲載している。