リンドウザキカンパヌラ(竜胆咲きカンパヌラ)
キキョウ
カンパヌラ(ホタルブクロ)
Campanula glomerata
カンパヌラ・グロメラタ
Clustered bellflower
ヨーロッパ中北部~シベリアに分布
多年草
キキョウ
カンパヌラ(ホタルブクロ)
Campanula glomerata
カンパヌラ・グロメラタ
Clustered bellflower
ヨーロッパ中北部~シベリアに分布
多年草
リンドウザキカンパヌラは、有毛の多年草で、
高さ30~90㎝で、葉は長卵形ないし披針形で、
下部の葉には長柄がある。
花は茎頂および葉腋に密に集まって総状につく。
花冠は漏斗状で長さ3㎝、花色は紫、青または白色である。
開花時期は5~7月で、受咲きリンドウに似ているところから
リンドウザキカンパヌラと呼ばれている。
カンパヌラ属は、北半球の主として温帯から亜寒帯にかけて
約250種が分布し、とくに西アジアから地中海沿岸地方に多い。
多くは多年草であるが、一年草および二年草も少しある。
茎は直立性またはややつる状に伸び、しばしばほふく枝を出す。
多年草または二年草のものは、ふつうロゼット葉を形成し、
茎葉は互生する。葉の形は単純なものが多い。
花は茎頂または葉腋に1個つくが、総状、
穂状あるいは円錐状の花序をなしてつく。
萼筒は子房と合着し、
裂片は5個で裂片間に付属体がつくものとつかないものがある。
花冠は鐘形で先端は5裂し、多くは青色または白色である。
雄しべは5個あり、子房は3または5室で柱頭も3または5裂する。
ふつう雄ずい先熟性が見られる。蒴果を結び、多数の小さな種子を生じる。
蒴果は熟すと基部または側方に穴や透き間があいて、そこから種子をこぼす。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
本属の仲間は、
ホタルブクロ 、
イシダテホタルブクロ 、
イワギキョウ 、
オトメギキョウ 、
モモバギキョウ 、
カンパニュラ・アルペンブルー 、
カンパニュラ・メディウム など、多くの品種を掲載している。