キキョウ
カンパヌラ(ホタルブクロ)
Campanula lasiocarpa
カンパヌラ・ラシオカルパ
Alaska bellflower , Mountain harebell
日本の中部地方以北から
北海道、千島、アラスカに分布
小形多年草
イワギキョウは、日本の中部地方以北から北海道、千島、
アラスカの高山帯の砂礫地や岩の間に生える小形の多年草である。
高さ5~15㎝で、花は茎頂に単生し、横向きに開く。
花冠は鐘形で長さ2~2.5㎝で花色は青である。
開花時期は7~8月である。山草として栽培され、
増殖は株分けまたは実生による。株分けは容易で春に行う。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
一枚目(右上)は、こまさんから、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 ロープウェィとリフトを乗りついてお手軽登山です。
7合目から1時間30分で1984mまで登れます。黒岳の
花は「
タイセツトリカブト 」と「イワギキョウ」です。』
二枚目(左上)は、みずがめ座さんから、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 乗鞍高原に行ってきました。
千畳敷カールや乗鞍の山頂は気温が14~5度で寒いくらいでした。
でもお花畑は高山植物が満開でみずがめ座は興奮しまくりでした。
チングルマ
とイワギキョウです。
イワギキョウはマイカー規制をしてからお花が多く咲くようになったそうです。』
カンパヌラ属は、北半球の主として温帯から亜寒帯にかけて約250種が分布し、
とくに西アジアから地中海沿岸地方に多い。
多くは多年草であるが、一年草および二年草も少しある。
茎は直立性またはややつる状に伸び、しばしばほふく枝を出す。
多年草または二年草のものは、ふつうロゼット葉を形成し、
茎葉は互生する。葉の形は単純なものが多い。
花は茎頂または葉腋に1個つくが、総状、
穂状あるいは円錐状の花序をなしてつく。
萼筒は子房と合着し、裂片は5個で裂片間に付属体がつくものとつかないものがある。
花冠は鐘形で先端は5裂し、多くは青色または白色である。
雄しべは5個あり、子房は3または5室で柱頭も3または5裂する。
ふつう雄ずい先熟性が見られる。蒴果を結び、多数の小さな種子を生じる。
蒴果は熟すと基部または側方に穴や透き間があいて、そこから種子をこぼす。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、
ホタルブクロ 、
イシダテホタルブクロ 、
オトメギキョウ 、
モモバギキョウ 、
リンドウザキカンパヌラ 、
カンパニュラ・アルペンブルー 、
カンパニュラ・メディウム などを掲載している。