シュウメイギク(秋明菊)
キブネギク(貴船菊)
キンポウゲ
アネモネ(イチリンソウ)
Anemone hupehensis var. japonica
アネモネ・フペヘンシス(変種)ヤポニカ
( Unknown )
日本の本州、四国、九州および中国に分布
多年草
キブネギク(貴船菊)
キンポウゲ
アネモネ(イチリンソウ)
Anemone hupehensis var. japonica
アネモネ・フペヘンシス(変種)ヤポニカ
( Unknown )
日本の本州、四国、九州および中国に分布
多年草
シュウメイギクは、日本の本州、四国、
九州および中国に分布する多年草である。
日本で野生状態で生育しているが、
おそらく古く中国から渡来したものと考えられている。
山地に生える大形の多年草で株全体に白い伏毛がある。
高さ50~80㎝で地下茎は長く伸びる。
茎頂で分枝し、長い花柄のある花を多数つける。
花は八重咲きで径5~7㎝である。
開花時期は、9~10月である。
和名は「秋明菊」の意味で、京都市北部近郊の貴船に
多く見られるところから貴船菊ともいう。
貴船では山中の渓側に野生するものや、
人家に栽培されるものが見られる。
1847年に A. vitifolia
(A.ウィティフォリア)と交配され、
その後多くの園芸品種ができた。
したがって、今日栽培されている園芸品種は雑種起源である。
日本では紅色八重咲き種のほか、「シュウメイギク」
と称して萼片が卵形で5個ぐらいの白一重咲き種がよく栽培されている。
庭に植えるのによく、また茶花として用いられ、
切り花に向いている。栽培は容易である。