NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名シュウメイギク(秋明菊)
園芸(流通)名
別名キブネギク(貴船菊)
科キンポウゲ
属(和名属)アネモネ(イチリンソウ)
学名Anemone hupehensis var. japonica
ラテン語読みアネモネ・フペヘンシス(変種)ヤポニカ
英名( Unknown )
原産・分布地日本の本州、四国、九州および中国に分布
園芸上分類多年草


 シュウメイギクは、日本の本州、四国、 九州および中国に分布する多年草である。
 日本で野生状態で生育しているが、 おそらく古く中国から渡来したものと考えられている。
 山地に生える大形の多年草で株全体に白い伏毛がある。
 高さ50~80㎝で地下茎は長く伸びる。
 茎頂で分枝し、長い花柄のある花を多数つける。
 花は八重咲きで径5~7㎝である。
 開花時期は、9~10月である。
 和名は「秋明菊」の意味で、京都市北部近郊の貴船に 多く見られるところから貴船菊ともいう。 貴船では山中の渓側に野生するものや、 人家に栽培されるものが見られる。
 1847年に A. vitifolia (A.ウィティフォリア)と交配され、 その後多くの園芸品種ができた。 したがって、今日栽培されている園芸品種は雑種起源である。
 日本では紅色八重咲き種のほか、「シュウメイギク」 と称して萼片が卵形で5個ぐらいの白一重咲き種がよく栽培されている。
 庭に植えるのによく、また茶花として用いられ、 切り花に向いている。栽培は容易である。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]


 本属の仲間は、 アネモネ 、  アズマイチゲ 、  キクザキイチゲ 、  ユキワリイチゲ 、  エゾノハクサンイチゲ 、  イチリンソウ
 ニリンソウ 、  サンリンソウ  など、多くの仲間を掲載している。

1枚目画像撮影日(場所):2006.11.04 (花フェスタ記念公園[岐阜県可児市]
2枚目画像撮影日:2008.10.20
3枚目画像撮影日:2009.10.25

2015.04.20 First making day [3s/32si/174000]
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