二枚目(左)は、こまさんが、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 今年初めても山へ行ってきました。札幌近郊のも岩山
です。珍しい花を見つけました。ミドリのニリンソウです。
名前は聞いていたのですが実物は初めてです。』
ということで、非常に珍しいニリンソウである。
二枚目(左)の、こまさんが送ってくれたニリンソウは、どうも
「緑二輪草」といい、学名は Anemone flaccida f. viridisのようである。
イチリンソウ属の花は、花弁のように見えるのは萼片が花弁化したものであり、緑二輪草も萼片が緑色をしている品種である。
四枚目(左)は、広島県人さんが、「山野草の追っかけ」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 イチリンソウの群生にニリンソウを一本みつけました。』
ニリンソウは、日本、中国東北部、サハリンに分布する多年草である。
山地の樹林下に生え、しばしば群生する。
高さ15~25㎝で、地下茎は横にはう。
根出葉は長柄があり3出複葉となり、総苞葉は3裂し無柄である。
茎頂に径2㎝の白色花を1~3個つける。
萼片は楕円形で5個である。開花時期は、3~5月である。
和名は「二輪草」の意味であるが、必ずしも2花つくとは限らない。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
五枚目(左)も、広島県人さんが、「花めぐり2」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 左端は「 スハマソウ 」です。
スハマソウはいろいろな色があるらしいのですが、
ここは白色ばかりで道路沿いの山のすそに自生して
います。車で走ると花には気が付きません。
田舎だからこんな美しい花も人知れずたくさん
咲いているんでしょうね。真ん中はイチリンソウの中に
ニリンソウを見つけました。こんな大きくてきれいな
ショウジョウバカマ は
初めてみつけました。
この自然の花々を大切に守りたいものですね。』
アネモネ属は、 アネモネ を参照のこと。
本属の仲間は、
イチリンソウ 、
サンリンソウ 、
アネモネ 、
アズマイチゲ 、
キクザキイチゲ 、
ユキワリイチゲ 、
エゾノハクサンイチゲ 、
シュウメイギク
など、多くの仲間を掲載している。