NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ネ ギ(葱)
園芸(流通)名
別名
科ユ リ ➡ ヒガンバナに変更(APGⅢ)
属(和名属)アリウム( ネ ギ )
学名Allium fistulosum
ラテン語読みアリウム・フィスツロスム
英名Japanese bunching onion , Welsh onion ,
英名Spanish onion , Two-bladed onion

原産・分布地中国西部またはシベリア原産
園芸上分類多年草


 ネギは、ネギ属の1種で、葉を野菜として利用する。
 ネギは、中国西部又はシベリア原産といわれる。 中国では紀元前3世紀の「爾雅(じが)」に山葱の語があり、 6世紀にはすでに2型に分化していた。日本では「日本書紀」 (720年)に秋葱とあり、平安時代には育苗した苗を植えて栽培していた。

 ネギの葉身は円筒状で先はとがり、表面にろう物質がある。 葉鞘も円筒状で内部の葉を包み、淡緑色で、 土寄せすると白色化し質がやわらかくなる。
 葉鞘を俗に白根とよび、白根の長い栽培品種を根深ネギとよび、 葉身を主とする栽培品種を葉ネギとよぶ。


 側芽分化の程度は栽培品種で異なり、分げつ (植えた親株から子が出て株数が多くなること) しにくい栽培品種を俗に一本ネギとよぶ。
 花茎はおおむね葉と同長で、やはり円筒状で、 頂部に苞で包まれた散形花序をつけ、花序を俗にネギ坊主とよぶ。
 花被は鐘状で開張せず、白色で種子は黒色で、 三角形で、タマネギよりやや小さい。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 ネギの栽培品種は形態的、生態的特徴から次のように分類できる。
  加賀(かが)群………………寒地に分布し、耐寒性が強く、積雪下の越冬率が高い。葉鞘部は太く、
                   本群の「岩槻」は葉ネギや芽ネギとして利用する。
  下仁田(しもにた)…………群馬県下仁田地方特産の一本ネギで、葉鞘は短大で特異な形態をし、ネギの変種ともされる。
                   肉質がやわらかいので風味がよいが、収穫量が少なくあまり普及していない。
  千住(せんじゅ)群…………関東地方中心に東日本で栽培される。葉身はややかたいが、葉鞘が長く土寄せして軟白し、
                   根深ネギとして用いる。
  晩(おく)ネギ………………ふつう根深ネギより抽だい(茎が伸びて花を咲かせる準備をすること)が20~30日遅く、
                   4~5月上旬に収穫できる。品質はあまりよくない。
  坊主不知(ぼうずしらず)…ほとんど抽だいせず、ふつうの品種の抽だいする5~6月の端境期に出荷できる。
                   株分けで増殖し、品質は中位である。
  越津(こしず)………………九条群と千住群との中間的な栽培品種で、両品種群の栽培地域の中間にあたる中京地区で
                   栽培する。黒柄と合柄の2系統があり、ともに土寄せを行う。
  九条(くじょう)群……………分げつ数が多く、葉鞘は短いが葉身は長く、質がやわらかいので食味が優れ、
                   葉ネギとして西日本に多く栽培する。夏は成長が停滞するが冬は成長を続け、
                   冬を中心に周年用いられる。

 ネギ属については、  アリウム  を参照のこと。

 本属の仲間は、非常にたくさんあり、
 タマネギ  、  ペコロス 、  アイヌネギ 、  チャイブ 、  シロウマアサツキ 、  ニンニク 、  ニラ 、  ノビル 、  アリウム 、
 ラッキョウ 、  イトラッキョウ 、  ヤマラッキョウ 、  ミヤマラッキョウ などを掲載している。

【追記】
 ネギ属は、APGⅢ でユリ科から分離し、ヒガンバナ科のネギ亜科に変更になった。

1枚目画像撮影日:2005.06.11
2枚目画像撮影日:2004.04.11

2015.07.16 First making day [5n/54ne/228300]
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