NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名
別名ロサ・ポミフェラ(旧学名)
科バ ラ ( バ ラ 亜科)
属(和名属)ロ サ( バ ラ )
学名Rosa villosa
ラテン語読みロサ・ウィローサ
英名( Unknown )
原産・分布地ヨーロッパの中部・南部から
原産・分布地コーカサス・小アジアに分布
園芸上分類低木

 ロサ・ウィローサは、ヨーロッパの中部・ 南部からコーカサス・小アジアに分布している。
 高さ2m程度の低木で、サッカー(吸枝) から伸びる幹が多く固まり、刺が細くいくらか曲がっている。
 葉は長さ13~24㎝で、5~9個の小葉からなり、 葉軸には短毛と腺がある。
 小葉は長さ5~8㎝で卵形または長楕円状卵形で、 両面ともに有毛で、裏面には樹脂のにおいを出す腺がある。
 花は径5~8㎝になり、単生するか、3個以上が集まり、 淡紅桃色である。半八重もある。
 果実は暗赤色で西洋ナシ形となり、 長さ3~5㎝で先に萼片が残存している。
 西洋では果実を砂糖漬けにする目的で栽培されていた。 日本にも導入され栽培されていた。
 本種は、花フェスタの名板では [ Rosa pomifera (ロサ・ポミフェラ)]となっており、作成当初はその名で掲載したが、 バラ大図鑑でロサ・ポミフェラは旧学名であり、 現在はロサ・ウィローサと呼ばれていることがわかり [ Rosa villosa (ロサ・ウィローサ)] に修正した。
 なお、ポミフェラは、ナシ状果と言う意味で、 ナシのような見ごとな果実をつけるため、この名がついていた。
[ 引用 : バラ大図鑑(NHK出版発行) & 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]

 本属の仲間は、
 バラ 、  キモッコウバラ 、  ノイバラ 、  ツクシイバラ 、  ナニワイバラ 、  サンショウバラ 、  ハマナス 、
 シロバナハマナス  などを掲載している。
 この仲間の中で、バラ、キモッコウバラ以外は、 今日の園芸バラの元となった品種ばかりである。

画像撮影日(場所):2006.05.21 (花フェスタ記念公園[岐阜県可児市])

2015.11.13 First making day [9r/95ro/328800]
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