(無し)
ロサ・ポミフェラ(旧学名)
バ ラ ( バ ラ 亜科)
ロ サ( バ ラ )
Rosa villosa
ロサ・ウィローサ
( Unknown )
ヨーロッパの中部・南部から
コーカサス・小アジアに分布
低木
ロサ・ポミフェラ(旧学名)
バ ラ ( バ ラ 亜科)
ロ サ( バ ラ )
Rosa villosa
ロサ・ウィローサ
( Unknown )
ヨーロッパの中部・南部から
コーカサス・小アジアに分布
低木
ロサ・ウィローサは、ヨーロッパの中部・
南部からコーカサス・小アジアに分布している。
高さ2m程度の低木で、サッカー(吸枝)
から伸びる幹が多く固まり、刺が細くいくらか曲がっている。
葉は長さ13~24㎝で、5~9個の小葉からなり、
葉軸には短毛と腺がある。
小葉は長さ5~8㎝で卵形または長楕円状卵形で、
両面ともに有毛で、裏面には樹脂のにおいを出す腺がある。
花は径5~8㎝になり、単生するか、3個以上が集まり、
淡紅桃色である。半八重もある。
果実は暗赤色で西洋ナシ形となり、
長さ3~5㎝で先に萼片が残存している。
西洋では果実を砂糖漬けにする目的で栽培されていた。
日本にも導入され栽培されていた。
本種は、花フェスタの名板では
[ Rosa pomifera
(ロサ・ポミフェラ)]となっており、作成当初はその名で掲載したが、
バラ大図鑑でロサ・ポミフェラは旧学名であり、
現在はロサ・ウィローサと呼ばれていることがわかり
[ Rosa villosa
(ロサ・ウィローサ)] に修正した。
なお、ポミフェラは、ナシ状果と言う意味で、
ナシのような見ごとな果実をつけるため、この名がついていた。
[ 引用 : バラ大図鑑(NHK出版発行)
& 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]
本属の仲間は、
バラ 、
キモッコウバラ 、
ノイバラ 、
ツクシイバラ 、
ナニワイバラ 、
サンショウバラ 、
ハマナス 、
シロバナハマナス
などを掲載している。
この仲間の中で、バラ、キモッコウバラ以外は、
今日の園芸バラの元となった品種ばかりである。