NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名
別名
科ユ リ ➡ ヒガンバナに変更(APGⅢ)
属(和名属)アリウム( ネ ギ )
学名Allium cepa
ラテン語読みアリウム・ケパ
英名Onion
原産・分布地中央アジア山岳地帯原産
園芸上分類多年草栽培上は一・二年草


 ペコロスは、中央アジア山岳地帯原産の玉ねぎの1種であり、 鱗茎を野菜として利用する。多年草であるが、栽培上は一・二年草扱いである。
 ペコロスは、直径3~4cm程度の大きさの小形のタマネギである。 小タマネギ、プチオニオンなどとも呼ばれる。 一般的な品種のタマネギを通常の10倍程度に密植して作る場合と、 専用品種の場合があり、品質は専用品種の方が高い。
 ペコロスという名称は日本独自のもので、由来は不明である。
 長らく、日本国内での生産量の約70~80%は愛知県知多市で生産とされていたが、 農畜産業振興機構野菜情報総合把握システムによると、 東京都中央市場における都道府県別出荷数量では、 1991年には、愛知県産224t、北海道産90tであったものが、 2000年には、愛知県産185t、北海道産203tと初めて逆転し、 以降北海道産が全国トップシェアを取り続け、2012年は、 愛知県産42t、北海道産146tとなっている。
 知多では、通常の品種を密植しており、秋まきで、 4月から12月まで出荷されている。 日本国内では他に北海道北見市(旧端野町)や大阪が産地として知られる。 北海道では専用品種が生産されており、春まきで、 8月から3月まで出荷されている。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 ネギ属については、  アリウム  を参照のこと。

 本属の仲間は、非常にたくさんあり、
 タマネギ 、  ネギ 、  アイヌネギ 、  チャイブ 、
 シロウマアサツキ 、  ニンニク 、  ニラ 、  ノビル 、
 アリウム 、  ラッキョウ 、  イトラッキョウ 、
 ヤマラッキョウ 、  ミヤマラッキョウ
 などを掲載している。

【追記】
 ネギ属は、APGⅢ でユリ科から分離し、ヒガンバナ科のネギ亜科に変更になった。

1枚目画像撮影日:2004.04.17
2枚目画像撮影日:2005.04.29
3枚目画像撮影日:2004.11.23

2015.09.18 First making day [6h/64he/268900]
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