ラッキョウ(辣韮)
オオニラ(大韮または薤)、サトニラ(里韮)
ユ リ ➡ ヒガンバナに変更(APGⅢ)
アリウム( ネ ギ )
Allium chinense
アリウム・キネンセ
Rakkyo
中国原産
多年草
オオニラ(大韮または薤)、サトニラ(里韮)
ユ リ ➡ ヒガンバナに変更(APGⅢ)
アリウム( ネ ギ )
Allium chinense
アリウム・キネンセ
Rakkyo
中国原産
多年草
ラッキョウは、ネギ属の1種で、地下部の鱗茎を食用とする野菜である。
ラッキョウは、中国原産の多年草である。
ラッキョウの語源は、「辛辣(しんらつ)な味をもつニラ」
という意味で、辣韮から出たものといわれている。
原産地は中国とされ、インドにも自生が見られる。
日本へ導入された時代は明らかでないが、最初は薬用とされたようである。
葉は鱗茎の頂部から叢生し、線形で長さ30~50㎝で
内面は扁平で背面は丸くろう物質でおおわれて特異な臭気を有する。
秋期に長さ40~60㎝の花茎を抽出し、
紫色の小さな花を半球形の散形花序につける。
花柄は長さ2.5~3㎝で、花被は6個の花被片からなり、やや鐘状である。
6個の雄しべと1個の雌しべが抽出する。
結実しないので、増殖は鱗茎の分球による。分球は側芽の分化によって行われ、
5~6月に分化した側芽は10~12月に、
9~11月に分化した側芽は翌年5月に分球する。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
ネギ属につては、
アリウム を参照のこと。